写真家山本まりこ先生審査による「ビューティーママフォトコンテスト」結果発表!

2019MPAフォトフェス2019YOKOHAMAにて、各種フォトコンテストが開催されます。

フォトフェスに先立ちまして、2018年末に、写真家山本まりこ先生審査による「ビューティーママフォトコンテスト」が開催されました。

いよいよ結果を発表いたします!!
(山本まりこ先生には、この場を借りて御礼申し上げます。)

「ビューティーママ!輝くママのいまを写真に残そう!」

さて、今回のコンテストの評価ポイントとして…

  1. 輝くママの表情が切り取れているか
  2. 光が見えているか
  3. 構図は美しいか
  4. 風のタイミングなどをはかれているか

これらの点が、重要な審査のポイントとなりました。
ご応募された皆様で、今回残念ながら選定されなかった皆様は、ご自身の作品を比較して、

「自分の作品には何が足りなかったのか…」
「今後どのような視点で撮影にチャレンジしてみようか…」

ヒントが満載!とても勉強になると思います。ぜひ熟考ください。
ぜひ、次回の機会に再度チャレンジしていただければと思います。

そして、MPAフォトフェス2019YOKOHAMAのフォトコンに向けて!
早速撮影に出かけよう!!

 

さて、今回応募作品の中から上位3位を選出いただきましたが、「特別賞」もございました。

【特別賞】笑顔が素敵で賞

◆作品タイトル:仕合わせ
◆撮影者:Aoi
インスタアカウント

【講評】
(3位までを選考予定でしたが…)どうしても気になってしまい、勝手に賞に入れてしまった作品です。この作品は、なんといってもママの笑顔が美しいです。ママが撮影者に対して絶大なる信頼を持ってこっちを向いている、そんな写真だと思いました。また、ママの髪を靡かせる風が気持ちいい。ただ、全く光を意識せずに撮影されているところが惜しいです。表情だけではなく、美しい光を探せる目を持つことを意識してみてください。

第3位

◆作品タイトル:輝きママ
◆撮影者:マッハ川島
インスタアカウント

【講評】
全体的にすごくバランスの良い写真です。金色に輝く紅葉の中で笑顔で微笑むママ。それはまるで舞台に立っているよう。ママの少し照れた表情が、見ている私たちをさらに魅了します。こんな風に撮ってもらったらママはみんな嬉しいだろうな、そう思います。ただ惜しいのは、瞳の輝きが欲しいこと。やはり、ポートレート写真を撮るのであれば、さらには輝くママを撮るのであれば、目の輝きは重要。レフ板を当てたり、ストロボをたいたり、視線の先に反射する何かを持ってきたり。いろいろ方法はあると思います。それがあれば、ママも、この写真も、さらに輝きを増すでしょう。光も美しい、笑顔もいい、構図もいい。だから、もう、あと一歩。

第2位

◆作品タイトル:煌めき
◆撮影者:神谷恭子
インスタアカウント

【講評】
まず、この作品をパッと見たとき、あふれ出るようなあたたかい心を感じました。そのあたたかな心は、ママにも、撮影者にも感じました。お互いがとてもリラックスした精神状態で撮影が行われているのでしょう。写真には言葉は写らないけれど、そこに込めた思いは届くのだと思います。こちらまであたたかい気持ちになります。そして、紅葉が美しい頃に撮影されているのがしっかり分かるのがいいですね。いつかこの写真を見たお子さんも「ああ、ママはこんな紅葉の時期に自分のことを写真に残してくれていたんだ。」と、きっと喜ぶことでしょう。ポートレート写真を撮る時、季節や場所が分かるような写真は、被写体への未来の+αなプレゼントになると思います。ただ惜しいのは、ママの視線の先がこちらから見て右に流れているのに、視線のすぐ先にドーンと大きな木があるので写真の中の流れが切れてしまうところ。さらに、ママの右側が左側より狭い構図であること。人間や動物、昆虫など、生き物の視線の先は空ける方が気持ちいいです。

第1位

◆作品タイトル:秋の光の中で
◆撮影者:Yoh
インスタアカウント

【講評】
この作品は、正にママが輝いています。キラキラと。音をたてた輝きがこちらにも降り注いできそうなくらい。まずは、ママの表情がとてもいきいきとしていて、さらにリラックスしているところに惹かれます。そして、撮影者とママの間に流れるこのあたたかな空気感は、撮影者の経験や被写体との信頼関係から作り出されているもの。日頃から撮影に対して前向きな姿勢が伺えます。さらに、この作品は光のとらえ方が美しい。まるでスタジオでライティングしたように半逆光をポートレートに生かしています。ママの目にアイキャッチが入っていて、美しいママがさらに美しく輝いています。目線の先が広く空いている構図も気持ちいい。今はカメラの性能が抜群にいいので誰でも美しい写真が簡単に撮れる時代。その中で、プロの技を感じる美しい写真だと思います。ただ、白トビしているところがあるので注意が必要です。それを差し引いても、堂々、ダントツの一位です。

関連記事一覧