ポートレートの真髄を体感する2日間!
3/9,10は、ポートレートマスターセミナーが川崎にて開催されました。ポートレートマスターコースとは、MPAの各コースを修了した方々を対象に、ポートレートを極めるための2日間集中コースです。
数年前までは「ポートレートって何?」というくらい馴染みの薄かった言葉ですが、最近のスマートフォンカメラでは「ポートレートモード」が当たり前のように搭載されているくらい、身近なものになりつつあります。
ポートレートを一言でば「人を撮影すること」です。
「そんなの誰でもできることだよね…」と思われますか?
だって、プリクラや証明写真を写す機械もあるし、スマホカメラでも人は勝手に認識されるし、ちょっといいカメラを買ってシャッター押せば誰でもできるじゃない…近い将来、AIロボでも撮影できると思う…
そうです、誰でも、まして人がいなくてもできることです。
では、なんでそんなことわざわざ2日間もかけて、学び直す必要があるのでしょう?その答えを掴んだ方が、本日晴れてポートレートマスターとしてデビューしました。
ポートレートマスター
名付けてTOP of MPA
人を撮影することは、風景や「モノ」を撮影することは異なります。
ポートレートは、撮影者(フォトグラファー)と被写体(モデル)さんが一緒に作る作品です。世の中には「作品」で溢れていますが、価値のある作品とは一体なんでしょうか?
工業製品で大量生産される「製品」とは違い、一般的に希少で価値のある「作品」は、時間や手間隙がかけられ、作り手の「魂」が込められている唯一無二のものであることが多いでしょう。
ポートレートの作品も、作り手であるフォトグラファーが「魂を込めて」作られたものであるはずです。そこには、被写体である「モノではない生身のモデル」という存在があって初めて成り立ちます。
お互いで良い作品を作るためには、時間を共有することがとても大切になります。時間を共有することで、同じ価値観を見出したり、高まる瞬間を肌で感じることができます。
そして、心が同じ方向を向いた時、モデルさんの心の扉が開かれた時、いい写真が撮れるのです。それは、カメラの機能や難しい撮影テクニックの問題ではありません。
ママフォトグラファーが撮影する被写体は、新生児、ベビー、キッズ、子育て中のママ、マタニティーさん、そしてファミリーです。そこには、「ママ」という存在が欠かせません。
そうです、「ママ」の心の扉を開くことができるのは、ママフォトグラファー自身なのです!
ママフォトグラファーだからこそお客様に満足していただける撮影スタイルを体得していただけるのが、TOP of MPAになれる、ポートレートマスターコースなのです!